偉大な新発想。
Joe Rindfleisch

Outlineは、私がこれまで見た輪ゴムマジックの中で、最も心を揺さぶるもののひとつです。
Jeki Yoo

彼に昔考えた輪ゴムマジックを見せたら傑作になって帰ってきました。どの作品かは見てのお楽しみです。
のじまのぶゆき

輪ゴムマジック界の新星しるべすたーによる輪ゴムマジック作品集第3弾。
デビュー作Asteroidea（アステロイディア）ではセットと即興性の最大公約数を狙い、続くTurnstile（ターンスタイル）では、輪ゴム一本でできるマジックの限界を拡げました。

今作のテーマは「輪ゴムと異素材のマリアージュ」です。

使用するものはカード、ペン、クシ、ストロー、コインなど多岐にわたります。
どれも家にある物か簡単に手に入る物ばかりです。
いずれも素材の形状などの特性を見事に活かしており「この細さだから成立する」「この太さだから不可能に見える」というラインを突いています。
Fallen Hairは数年前に一部で発表して話題となった作品で、これを見てもしるべすたー氏のクレバーさが伺えます。

今作もセットレスとビジュアルさを両立した手順が多く、レパートリー候補に申し分ありません。
新しい輪ゴムマジックの世界にどっぷりと浸かってください。

■収録内容

パート１（輪ゴム一本で出来るトリック）
1. Heart Cover Shift : 手から手へのシンプルな移動現象。非常に簡単です。
2. Ariadne's Roop : 知恵の輪風のエスケープ現象です。観客参加型で、アイスブレイクに最適です。

パート２（輪ゴム✖異素材）
3. Fallen Hair : 櫛で髪を梳かそうとしますが、あることが起きます。
4. Mt. Fuji Escape : 輪ゴムをペンに厳重に2重巻きにしますが、一瞬で外れてしまいます。
5. Volcano Burst : 輪ゴムを使ったサンドイッチカード。輪ゴムの珍しい使い方は必見です。
6. Phantom Spot : 非常にオープンなコインスルーラバーバンド。小さな物体での応用範囲が広いです。
7. Border Crosser : 手元目線でも見せることが出来る、ペンスルーラバーバンド。5つのバリエーションを解説します。
8. Border Crosser 2.0 : 連続して貫通現象が起きます。即興的に無理なく演じられます。
9. Berserker : 3連続で貫通現象が起きます。これが即興で出来ることが驚きです。

パート３（応用的なトリック）
10. Star Mine : テンポよく起きる、ユニークでハイインパクトな輪ゴムの消失、出現現象。
11. S.D.J. : 指から指へのダブルジャンプ。世界中のマニアが唸った裏側をお楽しみください。
12. Outline（ボーナス） : 小指をもぎ取りますが、指の輪郭だけが現れ、その後完全に復活します。

■セット内容
・輪ゴム数本
・解説動画URL