MU022
Magic on Tap (4 DVD Set) by Denis Behr
10,000円(税込11,000円)
550
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レギュラーデックでここまで不思議に魅せられる!!デニスベアー、待望のDVD作品集4枚組!!
カードマジック界の頭脳による、不可能を極めた作品群をお楽しみください!!
ドイツが誇るカードマジックの頭脳、デニスベアーがついにDVD作品集をリリースしました。
氏が運営するデータベースサイト「Conjuring Archive」のお世話になった人もいるのではないでしょうか?
圧倒的な量の知識を元に組まれたカードマジックがたっぷりと収録されています。
どの作品も不思議さが半端ではありません。
シャフルされたデックで行うエニエニ、順番がバラバラであることをはっきり見せた直後に全てメイトのペアになる、混ざっていることをはっきり見せながら行うトライアンフ&フルデックオーダーなどなど、奇跡の作品のオンパレードです。
トリックデックを駆使してもできなさそうな現象ばかりですが、解説されているものは1作品を除いて全部レギュラーです。デュプリケートカードも使いません。
もちろんこれはデニスベアーの圧倒的な知識とテクニックが合わさって初めて演じられるもので、すぐに演じられるものはほぼありません。
しかしそれでもオススメしたいのは「完成されたルーティーン」が詰まっているからです。
デニスベアーの妥協なき考え方、こだわりを吸収してください。
■収録内容&ガチレビュー(文責:野島伸幸)
※謝罪※興奮のあまりレビューが長くなりすぎました。すみません。
DISC1 Theatre Show
シアターでの1時間に及ぶカードアクト。
信じられないことに全部カードマジックです。
レギュラーでショーをやるなんて正気とは思えないのですが、とにかく不思議で、そして面白いです。
デニスベアーの演技をお楽しみください。
・Brute Force Opening
一般向けに特化したルーティーン。
観客にデックをよく混ぜてもらい、1枚カードを選んでもらいます。
トップカードをめくると、選んだカードとは違うカードです。
そのカードを観客の手の中に挟んでもらうのですが、観客の手の中で選んだカードに変化します。
もう一度カードを見ると、変化する前の絵柄に戻っており、観客のカードはケースの中から現れます。
完全に即席で演じられるルーティーンです。
ショーのジャブで演じているのですが、これが受ける受ける。
カードの変化を見た女性の表情が見どころ。
・The King Thing
4枚のクイーンが何度もひっくり返り、さらに4枚とも観客の選んだカードに変化し、元に戻ります。
あらかじめケースの中に入れておいたカードを見ると、何故か4枚のクイーンになっており、テーブル上のパケットを見ると、観客のカード1枚だけになっています。
ボリューム感のあるパケットトリックです。
ご察しの通りパー〇を使うのですが、手がデカイのは羨ましいですね。
こういうパブリック向けの現象が多めのトリックでジャブを打ちまくり、後半でえげつないほど不思議なメンタルを持ってくるあたり、さすがです。
・Shuffled ACAAN
シャフルされたデックで行うデニスベアー流エニエニ。
不思議でしたわー。シャフルされたデックなのでメモライズドスタックも使えませんし。
解説でビビりました。これは実用的です。
心理的なフォースや、フォールスディール系の技法、デュプリケートカードなどは使いません。
演技後全部手渡し可能です。
2組のデックを使うので厳密にはエニエニとは言えないのですが、エニエニ好きなら覚えておいた方が良いでしょう。
・Herbert - The Trained Rubber Band
カードを選んでもらった後、輪ゴムでデックを縛ります。
次の瞬間輪ゴムは消えてしまいます。デックを広げると1枚のカードに輪ゴムがかかっており、それが観客のカードです。
これをもう一度繰り返しますが、2回目は観客が自由に言ったカードで行います。
デニスベアーが10年以上演じているお気に入りのトリックです。
1段目の感想は「うっま!」
知ってるトリックを元にしているのに、うますぎて引っかかりました。
2段目の感想は「なんで?」
自由に言ったカードがすぐに出てくるのは反則ですわ。
・Mating Season
様々なコインシデンス現象を経て、メイトが26組できます。
かなり不思議でした。ただただ不思議。
特にクライマックスのインパクトは相当なものです。
だって、デックをスプレッドしてバラバラであることをはっきり確認した直後に全部メイトになるんですよ?
「これは絶対トリックデック使ってるわ」と思ったらレギュラーでした。いや、トリックデック使ってもできないんですけどね。
かなり難しいし覚えることも多いのですが、これは練習する価値があります。
・Magic Monthly
混ぜてもらったデックから、観客の誕生月と同じ数字のカード4枚を出します。
その4枚が別の観客の生まれ月のカードに変化します。
割とずるいことをやっているので「割とずるい」と思いました。
これ、デニスベアーがうまいだけやん!
・Oil & Water
観客によって混ぜられたデックから赤と黒を3枚ずつ取り出してオイル&ウォーターを行います。
最終的にカードを交互に混ぜた状態でまとめてピンで固定しますが、それでも赤と黒は分かれます。
その後デックを広げると、赤と黒に分かれています。
さらにデックを振ると、赤と黒が混ざります。
デニスベアーの代表作です。こいつあすげえや。
オイル&ウォーター研究家の立場で意見させてもらいますが、1段目がとても良いですね。
あのディスプレイはオイル&ウォーター史に残るでしょう。
2段目を端折って(実際2段目無理してるし)ピン留めの段に行って良いんじゃないかしら。
ピン留めでのオイル&ウォーターが、今回DVDで解説されている中で唯一ギミックカードを使用しています。
・Photographic Memory (performance only)
インパクト大の記憶術のデモンストレーション。
「ビールを飲むと記憶力が増幅する」ていう演出でビールをがぶがぶ飲みます。
最終的にピッチャーごとビールを一気飲み。
正直不思議さよりも一気飲みのインパクトが強いです。
マジック自体もすげえ不思議なんですけどね。
いや、あの量を一気飲みできることがもうマジックかも。
・The Tantalizer
数理的な感じのカード当て。
ゲームの演出が面白い。方法論は正直普通ですね。
・Expanded Gambling Demonstration
ポーカーデモンストレーションのデモンストレーションで、観客の指定した数字4枚を配ったり、指定されたマークのロイヤルストレートフラッシュを出したりします。
最後はデックすべて順番に揃います。
シアターショーのクライマックスにふさわしい、不思議で豪華で迫力満点な演技です。
演技もすごいが解説もすごい。
デニスベアーの賢いところと頭の悪いところが合わさったような感じです。
高い水準のテクニックが求められ、さらに覚えることもかなり多いです。
とても一生できる気がしません。憧れの手順です。
これをビールをピッチャーで一気飲みした後でやるなんて、デニスベアー、恐ろしい子!
・Encore: Stop It (performance only)
究極ともいえる予言トリック。
観客がストップをかけた場所のカードが予言されています。これを3回行います。
DISC2 Explanations 1
シアターショーで演じた作品の解説です。
・Brute Force Opening
・The King Thing
・Shuffled ACAAN
・Herbert - The Trained Rubber Band
・Mating Season
・Magic Monthly
DISC3 Explanations 2
シアターショーで会演じた作品の解説の続きです。
ショーでやらなかった演目の解説もありますので、下記に補足します。
・Oil & Water
・The Tantalizer
・Expanded Gambling Demonstration
・Stack Management
スタックについて
・Messy (performance and explanation)
恐ろしくフェアなトライアンフ。知識のあるマジシャンほど不思議に感じるでしょう。
最後にフルデックすべて順番に揃います。
とにかく演技を見てください。そして驚いてください。
どう見てもバラバラに混ぜています。ていうか本当にバラバラに混ぜてます。
でもこれが揃うんですね。解説を見た後で演技を見直しても信じられません。
難点は、手順がデニスベアー流にカスタマイズされすぎていて、覚えるのが大変と言うことですね。僕は諦めました!
・Strip-out Shuffle
フォールスリフルシャフルの解説。
これは練習したくなります。してます。
・Transitions
デックスイッチについて。まあ、普通ですね。
・Encore
「Stop It」が解説されている書籍の紹介
DISC4 Beer Hall Magic
軽いパブみたいなところでのラフなショーと解説。
・Another Trick for Allen Kennedy 2
センターディールのデモンストレーション。
演技映像を見て本当にセンターディールをやってるかと思いました。
これは巧妙。見事です。
・Routined Arith-Mate-ic
数理原理を用いたカードの一致現象。
地味に不思議です。解説を聞くと「なるほど」と唸るタイプのトリックでした。
・Packet Trick
カードを選んでもらった後、デックを5つの山に配り分けます。
その直後カードを言い当てます。
さらにデックを混ぜます。好きなカードを言ってもらい、それが何枚目にあるか言い当てます。
ネモニ〇スタックを知っている人を引っ掛けるために作られたかのような手順。
実際引っかかりましたとも。裏では結構色んな事をやっています。
・The Green Card
ジェイサンキーのクリップドを色違いのカードでやろうという試み。
結構な力技で解決してます。
・Plop
観客にAからKまでで好きな数字を言ってもらいます。
デックをケースにしまいますが、観客が指定した数字のカード4枚が、ケースから抜け出します。
表を見ないで任意の4カードを集めるアイデアを紹介しています。
不思議のためにそこまでするか!と突っ込みを入れてしまいました。
・Brute Force Opening
・Herbert - The Trained Rubber Band
・Oil and Water
カードマジック界の頭脳による、不可能を極めた作品群をお楽しみください!!
ドイツが誇るカードマジックの頭脳、デニスベアーがついにDVD作品集をリリースしました。
氏が運営するデータベースサイト「Conjuring Archive」のお世話になった人もいるのではないでしょうか?
圧倒的な量の知識を元に組まれたカードマジックがたっぷりと収録されています。
どの作品も不思議さが半端ではありません。
シャフルされたデックで行うエニエニ、順番がバラバラであることをはっきり見せた直後に全てメイトのペアになる、混ざっていることをはっきり見せながら行うトライアンフ&フルデックオーダーなどなど、奇跡の作品のオンパレードです。
トリックデックを駆使してもできなさそうな現象ばかりですが、解説されているものは1作品を除いて全部レギュラーです。デュプリケートカードも使いません。
もちろんこれはデニスベアーの圧倒的な知識とテクニックが合わさって初めて演じられるもので、すぐに演じられるものはほぼありません。
しかしそれでもオススメしたいのは「完成されたルーティーン」が詰まっているからです。
デニスベアーの妥協なき考え方、こだわりを吸収してください。
■収録内容&ガチレビュー(文責:野島伸幸)
※謝罪※興奮のあまりレビューが長くなりすぎました。すみません。
DISC1 Theatre Show
シアターでの1時間に及ぶカードアクト。
信じられないことに全部カードマジックです。
レギュラーでショーをやるなんて正気とは思えないのですが、とにかく不思議で、そして面白いです。
デニスベアーの演技をお楽しみください。
・Brute Force Opening
一般向けに特化したルーティーン。
観客にデックをよく混ぜてもらい、1枚カードを選んでもらいます。
トップカードをめくると、選んだカードとは違うカードです。
そのカードを観客の手の中に挟んでもらうのですが、観客の手の中で選んだカードに変化します。
もう一度カードを見ると、変化する前の絵柄に戻っており、観客のカードはケースの中から現れます。
完全に即席で演じられるルーティーンです。
ショーのジャブで演じているのですが、これが受ける受ける。
カードの変化を見た女性の表情が見どころ。
・The King Thing
4枚のクイーンが何度もひっくり返り、さらに4枚とも観客の選んだカードに変化し、元に戻ります。
あらかじめケースの中に入れておいたカードを見ると、何故か4枚のクイーンになっており、テーブル上のパケットを見ると、観客のカード1枚だけになっています。
ボリューム感のあるパケットトリックです。
ご察しの通りパー〇を使うのですが、手がデカイのは羨ましいですね。
こういうパブリック向けの現象が多めのトリックでジャブを打ちまくり、後半でえげつないほど不思議なメンタルを持ってくるあたり、さすがです。
・Shuffled ACAAN
シャフルされたデックで行うデニスベアー流エニエニ。
不思議でしたわー。シャフルされたデックなのでメモライズドスタックも使えませんし。
解説でビビりました。これは実用的です。
心理的なフォースや、フォールスディール系の技法、デュプリケートカードなどは使いません。
演技後全部手渡し可能です。
2組のデックを使うので厳密にはエニエニとは言えないのですが、エニエニ好きなら覚えておいた方が良いでしょう。
・Herbert - The Trained Rubber Band
カードを選んでもらった後、輪ゴムでデックを縛ります。
次の瞬間輪ゴムは消えてしまいます。デックを広げると1枚のカードに輪ゴムがかかっており、それが観客のカードです。
これをもう一度繰り返しますが、2回目は観客が自由に言ったカードで行います。
デニスベアーが10年以上演じているお気に入りのトリックです。
1段目の感想は「うっま!」
知ってるトリックを元にしているのに、うますぎて引っかかりました。
2段目の感想は「なんで?」
自由に言ったカードがすぐに出てくるのは反則ですわ。
・Mating Season
様々なコインシデンス現象を経て、メイトが26組できます。
かなり不思議でした。ただただ不思議。
特にクライマックスのインパクトは相当なものです。
だって、デックをスプレッドしてバラバラであることをはっきり確認した直後に全部メイトになるんですよ?
「これは絶対トリックデック使ってるわ」と思ったらレギュラーでした。いや、トリックデック使ってもできないんですけどね。
かなり難しいし覚えることも多いのですが、これは練習する価値があります。
・Magic Monthly
混ぜてもらったデックから、観客の誕生月と同じ数字のカード4枚を出します。
その4枚が別の観客の生まれ月のカードに変化します。
割とずるいことをやっているので「割とずるい」と思いました。
これ、デニスベアーがうまいだけやん!
・Oil & Water
観客によって混ぜられたデックから赤と黒を3枚ずつ取り出してオイル&ウォーターを行います。
最終的にカードを交互に混ぜた状態でまとめてピンで固定しますが、それでも赤と黒は分かれます。
その後デックを広げると、赤と黒に分かれています。
さらにデックを振ると、赤と黒が混ざります。
デニスベアーの代表作です。こいつあすげえや。
オイル&ウォーター研究家の立場で意見させてもらいますが、1段目がとても良いですね。
あのディスプレイはオイル&ウォーター史に残るでしょう。
2段目を端折って(実際2段目無理してるし)ピン留めの段に行って良いんじゃないかしら。
ピン留めでのオイル&ウォーターが、今回DVDで解説されている中で唯一ギミックカードを使用しています。
・Photographic Memory (performance only)
インパクト大の記憶術のデモンストレーション。
「ビールを飲むと記憶力が増幅する」ていう演出でビールをがぶがぶ飲みます。
最終的にピッチャーごとビールを一気飲み。
正直不思議さよりも一気飲みのインパクトが強いです。
マジック自体もすげえ不思議なんですけどね。
いや、あの量を一気飲みできることがもうマジックかも。
・The Tantalizer
数理的な感じのカード当て。
ゲームの演出が面白い。方法論は正直普通ですね。
・Expanded Gambling Demonstration
ポーカーデモンストレーションのデモンストレーションで、観客の指定した数字4枚を配ったり、指定されたマークのロイヤルストレートフラッシュを出したりします。
最後はデックすべて順番に揃います。
シアターショーのクライマックスにふさわしい、不思議で豪華で迫力満点な演技です。
演技もすごいが解説もすごい。
デニスベアーの賢いところと頭の悪いところが合わさったような感じです。
高い水準のテクニックが求められ、さらに覚えることもかなり多いです。
とても一生できる気がしません。憧れの手順です。
これをビールをピッチャーで一気飲みした後でやるなんて、デニスベアー、恐ろしい子!
・Encore: Stop It (performance only)
究極ともいえる予言トリック。
観客がストップをかけた場所のカードが予言されています。これを3回行います。
DISC2 Explanations 1
シアターショーで演じた作品の解説です。
・Brute Force Opening
・The King Thing
・Shuffled ACAAN
・Herbert - The Trained Rubber Band
・Mating Season
・Magic Monthly
DISC3 Explanations 2
シアターショーで会演じた作品の解説の続きです。
ショーでやらなかった演目の解説もありますので、下記に補足します。
・Oil & Water
・The Tantalizer
・Expanded Gambling Demonstration
・Stack Management
スタックについて
・Messy (performance and explanation)
恐ろしくフェアなトライアンフ。知識のあるマジシャンほど不思議に感じるでしょう。
最後にフルデックすべて順番に揃います。
とにかく演技を見てください。そして驚いてください。
どう見てもバラバラに混ぜています。ていうか本当にバラバラに混ぜてます。
でもこれが揃うんですね。解説を見た後で演技を見直しても信じられません。
難点は、手順がデニスベアー流にカスタマイズされすぎていて、覚えるのが大変と言うことですね。僕は諦めました!
・Strip-out Shuffle
フォールスリフルシャフルの解説。
これは練習したくなります。してます。
・Transitions
デックスイッチについて。まあ、普通ですね。
・Encore
「Stop It」が解説されている書籍の紹介
DISC4 Beer Hall Magic
軽いパブみたいなところでのラフなショーと解説。
・Another Trick for Allen Kennedy 2
センターディールのデモンストレーション。
演技映像を見て本当にセンターディールをやってるかと思いました。
これは巧妙。見事です。
・Routined Arith-Mate-ic
数理原理を用いたカードの一致現象。
地味に不思議です。解説を聞くと「なるほど」と唸るタイプのトリックでした。
・Packet Trick
カードを選んでもらった後、デックを5つの山に配り分けます。
その直後カードを言い当てます。
さらにデックを混ぜます。好きなカードを言ってもらい、それが何枚目にあるか言い当てます。
ネモニ〇スタックを知っている人を引っ掛けるために作られたかのような手順。
実際引っかかりましたとも。裏では結構色んな事をやっています。
・The Green Card
ジェイサンキーのクリップドを色違いのカードでやろうという試み。
結構な力技で解決してます。
・Plop
観客にAからKまでで好きな数字を言ってもらいます。
デックをケースにしまいますが、観客が指定した数字のカード4枚が、ケースから抜け出します。
表を見ないで任意の4カードを集めるアイデアを紹介しています。
不思議のためにそこまでするか!と突っ込みを入れてしまいました。
・Brute Force Opening
・Herbert - The Trained Rubber Band
・Oil and Water