【邦訳版】Curious Weaving by Ryan Murray
3,636円(税込4,000円)
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ファローシャッフルから派生した高度なウィーブ・テクニックを解説したレクチャーノートです。
通常のファローシャッフルの枠を超えたアイデアが満載で、この技法に慣れ親しんでいる人でも楽しめる内容となっています。
プロローグでは通常のファローシャッフルについて、その特性、コントロールとしての使い方、ミスのチェック方法などを詳しく説明しています。ここの部分は万人に勧めることができる非常に優れた内容となっていますので、カードを扱う方であれば必見です。
それに続くのが、ファローシャッフルをベースにした、あまり見かけることのない高度な応用例です。Weave in Thirds（カードを２枚おきに噛み合わせるもの）はもちろん、アンチファロー、さらには解説がかなり困難な謎のファローシャッフルまで解説されています。
最後にはそれらの応用として、スタッキングの方法やカードボックスからのカードプロダクション、謎のライジングカード、極め付けは編集者が著者の正気を疑った3フェイズルーティンなども紹介されています。
新しい刺激に満ちた一冊です。クレイジーなカードマジックを求めている方はぜひご覧ください。
Prologue: The Faro Shuffle
手の中で行うファローシャッフルとテーブルでのファローを解説しています。
Chapter 1: The Lopsided Weave
Weave in Thirds
カードを２枚おきに噛み合わせる方法。
Weave in Fourths
カードを３枚おきに噛み合わせる方法。
Bizarre Weave
謎のファローシャッフル。
Chapter 2: The Double Weave
The Double Faro
これまであまり省みられてこなかった技法を詳細に解説。
Weave Count
デックをボトムからカウントする時間を短縮するアイデア。
Triple Faro and Beyond
より複雑な噛み合わせのパターンを実行するための注意点。
Facilitated Weave in Thirds
カードを３の倍数に入れる簡単なやり方について。
Double Weave in Thirds
３パケット分割のファローシャッフルについて。
Chapter 3: Related Technique and Applications
Separation in Thirds
１：２のアンチファローについて。
The K-Shuffle
トリプルファローの規則性について。
Notes on using a perfect riffle instead of a weave.
パーフェクトリフルシャッフルの注意点
Inverted Rising Card
インコンプリートファローの状態でデックをカードボックスに入れると、すべてのカードがゆっくりとボックスに沈み、セレクトカードだけがアウトジョグで残ります。
Ace Production
上記の手順をAプロダクションに転用したもの。
Stacking
本書に掲載されている技法をふんだんに活用したスタッキング。５人、６人、９人の時のやり方が解説されています。
Ultra Memoria
３段からなる記憶術のルーティン。
